

「日本に何とかして本格的な長期投資を根づかせたい」そんな思いを共にする仲間が集まって『インベストライフ』が発刊されました。
企業広告を取らず、全員が実名で本音を書こう。そして、どの銘柄や投信がよさそうということは述べず、ただ、考え方を広め、自分でよい投資対象を選べる眼力のある投資家を育てよう。その理念にオフィス・サンサーラが賛同をして、この小さな雑誌を出版してくれることになりました。2003年1月のことです。2005年には日本の株式市場も非常に好調で、購読者数が1000名を超えるまでになりました。
しかし、現実的にはこの程度の購読者数ではなかなか商業ベースにのりません。応援を続けてくれていたオフィス・サンサーラもこれ以上の継続は断念せざるを得ないという事態になりました。それでも、これまでの長期投資を広めようとしてきた努力が無になるのはあまりに残念だ。日本の個人金融資産が経済合理性に基づいて活用されれば、もっと日本はよくなるはずだ。そんな仲間の声を受けて、2006年2月、この事業をI-Oウェルス・アドバイザーズが買い取り引き継ぐこととなりました。そのときに、この雑誌を会報誌として、もっと仲間同士の交流が図れるクラブの形式にしようということになり、「クラブ・インベストライフ」が誕生したのです。
すでに仙台など一部の地域ではインベストライフをテキストにした勉強会がスタートしていました。それらは、いつしか「サロン・インベストライフ」と呼ばれるようになっていました。そして、新生「クラブ・インベストライフ」による会報誌の発行、東京でのセミナー開催、各地のサロン支援という三つの柱ができあがってきました。それでは、全国の会員が一堂に会してみんなで長期投資を語り合おうという催しが行われました。これが2007年1月14日に銀座で開催された「投資ルネッサンス2007」でした。
この場では参加者の圧倒的賛同により、「個人投資家宣言」が採択されました。これはいまでもクラブ・インベストライフの基本理念です。
個人投資家宣言
第一条 私たちは、生活の一部として、長期投資を学び実践する
第二条 私たちは、長期投資によって経済的自立と社会貢献を目指す
第三条 私たちは、良い社会づくりに貢献する企業を投資によって応援する
第四条 私たちは、投資リターンに心の豊かさも求める
第五条 私たちは、急がずあせらず、ゆったりと投資を行う
2007年1月14日、クラブ・インベストライフ主催
「投資ルネッサンス2007」にて採択
しかし、2007年中ごろからマーケットは変調をきたし、会員数も減少を続けていきました。同時に圧倒的に支持をいただいている方々の「がんばれ!」という声もありがたくいただいています。東京や各地のサロンでのセミナーなどで、会員の方々が本当に真剣に長期投資、資産運用を考えておられるのに接し、とてもうれしく勇気づけられる思いです。とにかく、この火を消してはいけない。たくさんの応援をいただいている方々の志をもっともっと広めていこう。いつもそんな思いでいっぱいです。
2010年1月からいよいよ会報誌「インベストライフ」がウェブ化されます。確かに紙ベースの雑誌をやめることには一抹の寂しさを感じるのは事実です。また、あまりインターネットなどに慣れていない方にご不便をかけ申し訳なくも思います。しかし、また、会費の低価格化により、より多くの方々に手軽にお読みいただけるようになる、カラーでご覧いただける、携帯でもいつでもお読みになれる、PDF形式でパソコン内にとっておける、紙を使わず環境にも優しいなどのメリットもあります。どのようなメディアになっても、この活動を始めたときの「初一念」は忘れません。ますます、理念と実践の両面で皆さまに価値ある情報をお届けしていきたいと思っています。どうぞ、ウェブ化後も「クラブ・インベストライフ」をご支援のほどよろしくお願いします。
| 記事のタイトル | 『インベストライフ』のウェブ化に寄せて |
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