今月のひとこと

アメリカの大手証券会社、リーマン・ブラザーズが経営破たんしたのが2008年9月15日です。世界金融のシステミックリスクが懸念され、世界中の株式市場が暴落しました。それから5年、世界の株式と債券に均等に投資していた投資家は年率2.4%のリターンを実現することができました。当時、もう、分散投資はだめだ、長期投資は有効ではないと叫ばれていたことを思い出すと「あれは一体、何だったのだろう」と思います。我々の学んだ特に大きなレッスンは以下の二つではないかと思います。
① 一時的な下げに慌てず、バイ&ホールド戦略に徹することは、時間もかけず、あまり頭をひねらなくてもそこそこのリターンをしっかりと生み出してくれるものである
② やはり、分散投資と長期投資は有効である。ただし、分散はグローバルに、そして、分散と長期は合わせて使って初めて効果を現すものである
このようなレッスンの積み重ねが長期投資の耐久力をつけてくれるのでしょう。

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鎌倉投信にかける夢と人生

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対談:鎌田 恭幸、岡本 和久

鎌倉投信にかける夢と人生

鎌倉投信代表取締役社長の鎌田㤗幸さん。鎌倉投信についてはご存知の方も多いと思います。今回は鎌田さんの生い立ち、学生時代、転職、そして独立などの経緯についてたっぷり話をしていただきました。鎌田さんの人柄がにじみ出るような対談でした。

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中国がわかるシリーズ12 西暦25年、[東]漢立つ

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ライフネット生命株式会社 代表取締役会長兼CEO、出口 治明

新を倒した光武帝は東漢を建てます。さまざまな分野で大きな飛躍の時期を中国は迎えます。

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自分で年金を作る最高の方法、ミニ対談

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講演:大江 英樹、 レポーター:川元 由喜子 対談:大江 秀樹、岡本 和久、レポーター:赤堀 薫里

自分で年金を作る最高の方法、ミニ対談

我々にとって極めて大切であるにもかかわらず、制度が複雑でなかなか十分に理解しにくい年金について大江さんにわかりやすく解説していただきました。

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

リーマンショックから5年。その期間、毎月、積立投資をしていたら8月末で積極型、成長型ともに約3割、値上がりしていたことになります。恐るべし、積立投資。

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

今月は直販型投信のパフォーマンスを比較していただきました。

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 I-OWAたより

マンスリー・セミナー・レポート 80年代後半のバブル検証

講演:岡本 和久、レポーター:川元 由喜子
昨秋以来のように、株価が大幅高をすると、すぐに「バブルだ、バブルだ」という人がいます。80年代の後半に日本で起こったことを検証してみると、そう簡単にバブルという言葉は使えないものなのだということが分かります。一口にバブルと言っても、87~88年くらいまでは、低金利・円高・原油安という「トリプル・メリット」に支えられていたのです。ただ、価値評価が行き過ぎてしまったことからバブルが発生していたのです。しかし、80年代末になると、ファンダメンタルズのタガも外れ、本当に実態のないバブルになってしまったのです。7月のマンスリー・セミナーでは80年代のバブルの背景を詳しくお話しました。(マンスリー・セミナーの講演内容は有料動画でご覧いただけます。お問い合わせは当社まで。)

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岡本和久のI-OWA日記

★マネー・ライフに寄稿「マネー教育は家庭から」 ★今週の「うまい!」菊家の「十五夜」 ★日本CFA協会で「なぜ、いまマネー教育か」という講演をしました ★等伯ゆかりの地 能登の旅 ★今週の「うまい!」KHANA-PINA@祐天寺 ★小学生にマネー・レッスン ★独立した投資教育家が必要なわけ ★8月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ★「投資教育こそ運用の根幹」FANET Money Lifeに寄稿させていだだきました ★今週の「うまい!」黒毛和牛のステーキ弁当@腰塚

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