今月のひとこと

過去10数年のインドの成長は目覚ましいものがあります。今月の巻頭対談のお相手、サンジーヴ・スィンハさんによるとこの成長は教育の普及によるところが大きいとのことです。20年前には識字率が約50%でした。この当時、識字率と言っても自分の名前が書ける程度だったそうです。それが今日は70%を超えてきており、多くの人が携帯やスマホで文章によるメッセージのやり取りをしています。この背景にはインディラ・ガンディーさんが行った教育を普及する政策があったと言います。20年前に教育を受け始めた子供たちがいま社会の中核になりインドの成長を牽引している。教育は本当に長期投資だなと思います。日本でも金銭教育や投資教育の必要性が叫ばれています。これもおそらく20年ぐらい後に本格的な効果がでてくるものなのでしょう。そのような視点で投資教育を続けていきたいと思います。

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ホット・インディア、クール・ジャパン

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対談: サンジーヴ・スィンハ氏、岡本 和久

ホット・インディア、クール・ジャパン

大きな変革を成し遂げつつあるインド。モディ政権のもとでどのような変化が起こるのか、そして、日本との関係は?さらに、日本滞在18年のスィンハさんから見た日本の強みと弱みなどホット・インディアとクール・ジャパンを語り合いました。

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ソーラーなオバマと持続可能なフィレオフィッシュ

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講演:伊藤 宏一氏、レポーター:川元 由喜子

ソーラーなオバマと持続可能なフィレオフィッシュ

気候変動に対する危機感は、日本の国内と海外とでは大きな温度差があります。来年の12月にパリで開かれるCOP16の国際会議を目指して、新たな対応策を国際的に作る流れが進んでいます。欧米は来年3月までに、中国は来年夏までに、ということですが、第4位のCO2排出国である日本は、期限を明らかにしていません。日本ももっと危機感を持って取り組むべきではないでしょうか。(I-OWAマンスリー・セミナー講演より)

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座談会「ファイナンシャル・プランナーの役割」

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伊藤 宏一氏、参加者のみなさま、岡本 和久 レポーター:赤堀 薫里

座談会「ファイナンシャル・プランナーの役割」

生活者が人生を通じての資産運用を行っていくためにもファイナンシャル・プランナーの役割は益々、高まります。マンスリー・セミナー参加者の方も交えて幅広い議論をしました。(I-OWAマンスリー・セミナー講演より)

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中国がわかるシリーズ23 貞観の治 (中)

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ライフネット生命株式会社 代表取締役会長兼CEO、出口 治明氏

西遊記で有名な玄奘三蔵が国禁を犯してインドへ。玄奘の知見は大宗の西域支配にも大きな影響を及ぼし、長安は国際都市として繁栄をします。

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

特に5年以上の積立投資の威力がよく分かるデータです。

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

今月は純資産上位ファンドのパフォーマンス比較です。

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 I-OWAたより

投資方針書を書こう!~ポイントと作例~

講演:岡本 和久、レポーター:川元 由喜子
IOWAたより
長期的な資産運用において非常に大事なことであるにも関わらず、ほとんどの人がやっていないのが「投資方針書」を書くということです。投資環境の把握と目的の設定、基本ポートフォリオの決定、投資対象の選択、取引の執行方法、そして運用の管理点検。これらが人生を通じての資産運用全体のプロセスで、それをうまく文書にまとめるのが投資方針書です。

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連載 資産運用「茶飲み話」(7)

岡本 和久
★リターン追求とリスク削減は分けて考える ★貯蓄と投資はどう違うか ★「しあわせ持ち」の方程式 ★無料セミナーは本当に無料?

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岡本和久のI-OWA日記

★「O & O Together 考えよう!確定拠出年金の利用法」セミナーを開催しました ★I-OWAマンスリー・セミナー(第108回)が開催されました ★二種類のゼロサム・ゲーム ★長野県中野市のシニア大学で講演をさせていただきました

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