今月のひとこと

ジョン・テンプルトン卿(1912-2008)は米国テネシー州の小さな町で生まれた伝説的投資家です。1930年代の大不況にあえぐアメリカで当時、株価が1ドル以下の104銘柄を買い付けて大きな利益をあげました。1950年代から日本株市場に注目、1970年代にはテンプルトン・グロース・ファンドの半分を日本株が占めていました。そして、80年代にはすべて手仕舞い。1982年には、当時800ドルぐらいだったニューヨーク・ダウ工業株平均が80年代の終わりには3000ドルになると予言、その後の長期的上昇相場を的中させました。

2000年、ITバブル崩壊の2週間前に米国株から債券へのスイッチを推奨、さらに2005年には「5年以内に金融のカオスが世界を覆う」ことを述べています。テンプルトン氏の投資手法を見ていると、大きな投資判断は、人生で数回なのだと考えさせられます。マキシマム・ペシミズムが常に最良の「買い場」だと氏は繰り返し言っています。さて、みなさんはいま、マキシマム・ペシミズム状態にあるマーケットはどこだと思われるでしょうか。

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新春放談 合計214歳が語る日本と世界

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吉野 永之助氏、澤上 篤人氏、岡本 和久

新春放談 合計214歳が語る日本と世界

投資、競馬、カメラなど多趣味で人生を謳歌されている吉野さん、御年、78歳。澤上さんと私は68歳。我々にとって若いころからの憧れの存在でした。今回は自由に思いのたけを語り合いました。それにしても吉野さんのお若いこと。すばらしいです!

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より 日露戦争とロンドン金融市場

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講演:板谷 敏彦氏、レポーター:川元 由喜子

I-OWAマンスリー・セミナー講演より 日露戦争とロンドン金融市場

膨大な資料に基づき、『日露戦争、資金調達の戦い‐高橋是清と欧米バンカー達』、『金融の世界史‐バブルと戦争と株式市場』という労作を出された板谷 敏彦さんに日露戦争の時代背景や金融事情、さらにはトリビアまでさまざまなお話を伺いました。

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I-OWAマンスリー・セミナー座談会より  「板谷 敏彦氏を囲んで」

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板谷 敏彦氏、参加者のみなさま、岡本 和久 レポーター:赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー座談会より  「板谷 敏彦氏を囲んで」

日露戦争から始まり、アベノミクス、昨年12月の選挙まで幅広い議論を板谷さん、出席者の方々とかわすことができました。

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中国がわかるシリーズ24 武韋の禍の実態 (中)

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ライフネット生命株式会社 代表取締役会長兼CEO、出口 治明氏

武則天は695年、自ら即位して国号を周としました。科挙の制度を重視して全国から有能な人物を集めます。

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

基本ポートフォリオのパフォーマンスです。2104年一年間では四資産型が+14.77%、二資産型では+16.53%でした。

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

純資産額ランキング上位のパフォーマンスです。2014年年間のトータル・リターンはトップのフィデリティ・日本成長株・ファンドが+7.74%、二位のさわかみファンドが+12.11%、三位のインデックスランド225が+8.34%でした。

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 I-OWAたより

I-OWAマンスリー・セミナー講演より 生活者はCEO~良い社会を創る生活者主権型企業

講演:岡本 和久、レポーター:川元 由喜子
IOWAたより
企業と生活者のあり方を消費者、従業員、資本の出し手という三方向から考えてみました。

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連載 資産運用「茶飲み話」(10)

岡本 和久
★投資は「生き方」を教えてくれる ★チョコレートからおカネを考える ★なぜ瞑想が投資に役立つか ★トレンドに乗り、サイクルを受け入れる ★心を込める、投資にも寄付にも

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岡本和久のI-OWA日記

★資産運用「気づきのタネ」(131)なぜ、アメリカ人はかくも消費できるのか ★明けましておめでとうございます ★第111回、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ★資産運用「気づきのタネ」(130)企業よ、アニマル・スピリッツを! ★「新たな個人型確定拠出年金の導入に関する提言」を提出

詳細はこちらをご覧下さい。

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