今月のひとこと

チャールズ・エリスの新著、「敗者のゲーム 原著第6版」が本年1月末に発刊されています。初版は「機関投資家時代の証券運用」というタイトルで1987年に発刊されています。このタイトルからもわかるようにこの本はもともと機関投資家のための本でした。新版では約四分の一以上が「個人投資家への助言」という章に費やされています。それだけ、エリスの注目が機関投資家から個人投資家へ移ってきたということでしょう。
この本で私が最も価値あるアドバイスだと思ったのは以下の文章です。「マドフやアイスランドのショックと2008年の市場崩壊とは一点において決定的に違う。両方とも損失は巨額で回収は不能だ。一方、市場は回復するものだ。つまり、個人投資家にとっての最大のリスクとは、相場の暴落ではなく、恐怖にかられて相場の大底で保有株を投げ、その損失を確定してしまうことなのだ。大暴落ごとにほとんどの投資家がこうした落とし穴にはまっている」
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新幹線が北陸を、日本を変える!

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佐渡 玉希氏、横山 純子氏、 谷崎 由美氏、小嶋 久之氏 編集: 岡本 和久

新幹線が北陸を、日本を変える!

北陸新幹線(金沢・富山~長野間)が3月14日に開業しました。東京から京都に行くのと、金沢に行くのが同じぐらいの時間になるのです。私はこの北陸新幹線が日本国内に大きな地政学的インパクトを与えるのではないかと思っています。今回は北陸在住の四人の方にその期待と魅力を語っていただきました。

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I-OWAマンスリー講演より お金と向き合う 三つのステージで考える逆算の資産準備

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講演:野尻 哲史氏、レポーター:川元 由喜子

I-OWAマンスリー講演より お金と向き合う 三つのステージで考える逆算の資産準備

老後の為に60歳でいくら必要かという議論は、常に残高の話です。でも残高の話はやめて、引き出し総額に目を向けてくださいというのが逆算の資産準備の発想です。60歳というゴール設定をやめ、代わりに95歳で資産ゼロ円、というゴールを立てましょうと申し上げています。そこから時間を逆に遡るのです。

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I-OWAマンスリー・セミナー対談より 退職後に備える運用、退職後の運用

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座談会:野尻 哲史氏、岡本 和久 レポーター:赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー対談より 退職後に備える運用、退職後の運用

退職後のために行う資産形成、退職後に行う資産活用、それぞれのポイントについて話し合いました。

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中国がわかるシリーズ25 長春の春

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ライフネット生命株式会社 代表取締役会長兼CEO、出口 治明氏

インターナショナル都市、長安を中心に文化が花開く唐の時代です

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

2月は積極型が6%超、成長型が4%程度、安定型が2%弱と順調なパフォーマンスでした。

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

今月は直販ファンドの比較です。

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 I-OWAたより

I-OWAマンスリー・セミナー講演より 「存在力」とPro-Agingな生き方

講演:岡本 和久、レポーター:川元 由喜子
IOWAたより
「アンチ・エイジング」といいますが、年をとるということは「進化する」ということです。「アンチ」というよりむしろ「プロ・エイジング」、老化に親しんでいく、という考え方がもっとあって良いのではないでしょうか。老後には若い時には無かった力が出て来ます。それを、存在そのものが持っている力=「存在力」と名付けてみました。

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連載 資産運用「茶飲み話」(12)

岡本 和久
★「休むも相場」は長期投資の楽しみ ★「退職したら毎月分配」は本当か ★投信会社はつらいよ ★機関投資家はつらいよ ★短期投資で大切なふたつのこと

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岡本和久のI-OWA日記

★大村/長崎もうまいものいっぱい! ★大村でのセミナー後、長崎へ移動、ランタン祭見物 ★長崎県大村市でセミナーをさせていただきました ★「寄付教育調査報告書」に「ハッピー・マネー教室」が紹介されました ★仙台はおいしいものがいっぱい! ★仙台のNPO法人アスイクで「2015マネープログラム」をさせていただきました ★仙台でセミナーをさせていただきました ★リスクを高めずリターンを高めるアセット・ロケーション ★エコノミクス甲子園開催前日のイベントで講演をさせていただきました ★江戸川区立松江第六中学校から

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