今月のひとこと

「退職後のために資産形成をしましょう」ということになると、ふつう、「一番、大切なのは資産配分、アセット・アロケーションです」という話になります。要するに資金を預金、債券や株式をどのような比率で配分するのかということです。しかし、いま、預金も債券も限りなくゼロに近い状態です。要するにどちらにしても同じようなものです。
ほとんどの方は預金口座は持っています。そしてある程度、将来のことを考えている方は少しずつそこに預金をしています。そういう方はすでに資産運用を始めているのです。次のステップは預金のごく一部を全世界の主要企業に投資するグローバルな株式インデックス・ファンドに振り向ければいいのです。5000円でも1万円でも第一歩は第一歩。そこがスタート点です。そして、徐々に慣れていくほどに全体のポートフォリオを整えていけばいい。債券の比率を考える必要のない現在は資産形成の第一歩を踏み出すとても良い機会だと思います。

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対談 セゾン投信にかける夢を語る

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対談:中野 晴啓氏、岡本 和久 レポーター 佐藤 安彦

対談 セゾン投信にかける夢を語る

中野さん:会社設立は2006年6月なので10年を越えました。その翌年の3月にファンドを設定したので、ファンドは丸10年を迎えることになりました。まだ、途上ではありますがひとつの節目というのと、運用面で考えると、10年のトラック・レコードをお見せすることができるようになったことが重要なことだと感じています。

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より 投資信託の「これまで」と「これから」

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講演: 竹川 美奈子氏 レポーター: 赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー講演より 投資信託の「これまで」と「これから」

契約型公募投信は、2000年の時点で2,793本でした。それが、2016年末時点で6,060本にもなりました。毎年何百本もの新規設定の投信が増え続けています。逆に繰上げや満期も含め、償還された投信の数も年200~300本と、年々右肩上がりで増えています。落ち着いたとはいえ昨年の新規設定の投信は590本ですから、日本では長期で運用されている投信があまりないということになります。

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より 現在の投信業界の問題点を話し合おう

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竹川 美奈子氏、参加者のみなさま レポーター: 赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー講演より 現在の投信業界の問題点を話し合おう

一番の問題は、確定拠出年金とNISAというように複数の制度を作ることです。シンプルに使いやすい制度を作ってほしいのです。誰もが頭を悩ませず、現役世代が資産形成するのに使いやすい制度とはどんなものだろうという、全体設計を考える人が必要です。それが本来、政治家の役目ですよね。そのような人がいないというのが一番大きな問題です。

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中国がわかるシリーズ39 モンゴル、大遠征を開始。大金国を滅ぼす

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ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO、出口 治明氏

チンギス・カンに率いられたモンゴルの拡大から二代目への移行の時代のお話です。

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知って得する、ちょっと差がつく トリビア・コーナー

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トリビア研究家 末崎 孝幸

★レディーファースト ★秀才と才媛 ★カンボジア紙幣に描かれた日の丸 ★夏目漱石(ペンネームの由来) ★リンカーンとケネディ(100年後の共通点) ★偉人を先祖にもつ有名人

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より 日本の証券市場のあゆみ(1)黎明期

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講演:岡本 和久 レポーター: 赤堀 薫里

これから四回にわたって明治から1949年、終戦後、証券取引所が再開されるまでの証券市場のあゆみをお話したいと思います。1866年の薩長同盟、1867年の大政奉還を経て、1868年に明治維新を迎えます。明治維新の国家ビジョンは「西洋に学びつつ西洋から日本を守る」の一言です。そして、ミッションは、産業を興して国を強くする「殖産興業」と「富国強兵」、非常に明確です。そのために必要なことは、旧制度の廃止、秩禄処分、地租改正、新制度の導入、銀行制度、株式会社を作ることだったと言えます。国の進む方向は非常に明確でした。もちろん、多くの難問、難題がありましたが、この方向よりほかに道はないというのが現実でした。

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

株式と債券50-50の成長型のパフォーマンスは四資産型(国内外の株式・債券を均等配分)が-0.03%、二資産型(世界株式と世界債券を50-50)が+0.31%でした。

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

純資産上位20ファンドの運用状況です。

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 I-OWAたより

岡本和久のI-OWA日記

◆恵比寿・広尾のラーメン探訪 「太楼」 ◆鳥井信治郎さんの赤玉 ◆新著、「投資の鉄人」が発刊されました ◆4月1日に京都で瞑想と投資(瞑投)セミナーを開催しました ◆神保町のうどんの名店、丸香さんへ ◆俳優祭へ ◆金沢で瞑想と投資のセミナー(瞑投セミナー) ◆富山でセミナー ◆瞑想はお金と心をゆたかにする幸福感倍増法 ◆第138回I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ◆餃子フェス@駒沢公園

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セミナー案内

5月14日(日)12:30~16:30 東京 ★★★当月のみ変則で第二日曜日の開催です。ご注意ください★★★ I-OWAマンスリー・セミナー(140回) 会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス) 「日本株式市場史~戦後期」(岡本 和久)、「個人投資家のためのエンゲージメント」(明治大学商学部教授 三和 裕美子氏)、フリー・ディスカッション&懇談会、スポット受講料: 教室での受講は10000円+税 予約必須、動画での受講は5000円+税 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 6月18日(日)12:30~16:30 東京 I-OWAマンスリー・セミナー(141回) 会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス) 「投資教育家の視点で見た投資教育」(岡本 和久)、「退職後資産準備の考え方」(フィデリティ退職・投資教育研究所所長 野尻哲史氏)、フリー・ディスカッション&懇談会、スポット受講料: 教室での受講は10000円+税 予約必須、動画での受講は5000円+税 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 6月24日(土) 仙台 I-OWA/インベストライフ・セミナーIN仙台 講演:岡本和久、テーマ:①かんたんすぎる資産運用、②しあわせ持ちへのロードマップ 会場、お申込み方法などは次号で ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 6月25日(日) 秋田 I-OWA/インベストライフ・セミナーIN仙台秋田 講演:岡本和久、テーマ:①かんたんすぎる資産運用、②相場に惑わされず歩き続ける耐久力 会場、お申込み方法などは次号で ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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