今月のひとこと


「見通し」や「トレンド」に注目している投資家は多数いる。それゆえ、「価値」に注目することが大きな利益を生む(ジョン・テンプルトン卿、拙著「長期投資道」より)
全世界に分散された株式ポートフォリオの価値は、世界経済の成長を反映してゆっくりと増加していきます。 短期では見えない小さな増加です。その小さな価値の増加が何十年という長い期間のうちに大きな価値に育ちます。初めに積立投資の手続きをして、後はずっとそれを続ける。続けていることを忘れてしまうぐらいがちょうどいいのです。そして、リタイアしたときからその資産を取り崩していく。持っている資産で自分の幸福感を最大化すればいいのです。退職後のための資産形成はとても単純です。老子先生も道徳経でおっしゃっています。「わたしはだれにでも理解でき、実行できることしか言っていない。にもかかわらず、理解できる者もなく、実行できる者も少ない。そもそも、理解する者が少ないからこそ、わたしの説に従うものは貴いのだ」(拙著「老荘に学ぶリラックス投資術」)。
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鉄人に聞く投資の疑問

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講演:大江 英樹氏、馬渕 治好氏、 竹川 美奈子氏、岡本 和久 レポーター: 佐藤 安彦

鉄人に聞く投資の疑問

質問者A:竹川さんのお話で損益計算書の話が出てきましたが、実際に我が家でも使途不明金の問題を2年間くらい掛けて調べたんですね。それで、今日も感じた事なんですが、サラリーマンにとっては支出の勘定科目を作るのが難しいのではないかと思うのです。それが使途不明金を作る原因のひとつになっているのかではないかと感じています。商売をされている方や会社を経営されている方であれば勘定科目も出せますけど、サラリーマンにはその辺のセンスが必要になってくるのかなと思いますが、どうでしょうか。

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より 障害のある子から学ぶお金と教育の心構え

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講演: 住山 志津枝氏 レポーター: 赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー講演より   障害のある子から学ぶお金と教育の心構え

『お金で学ぶさんすう』の住山です。私は普段障害のある子どもを専門に教育を行っています。なぜはじめたかというと、私の子どもに障害があるということが一歳くらいの時にわかったからです。始めは泣き暮らしましたが、いろいろな人の支援を受けながら、自分の子どもを将来自立した人間にしなくてはならないと心を決めました。その時に何が必要かという時に、お金の教育が必要だと思ったのです。世の中に就労支援は数多くあるけれど、働いて稼いだお金をどのように使うのか、管理するのかということを、障害の特性に合わせて教えてくれるところが全くありません。そこで自分で始めようと思いました。そこからファイナンシャル・プランナーの勉強も始めました。

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I-OWAマンスリー・セミナー講演より ハッピー・マネー®教室で子どもたちに伝えたいこと

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講演:岡本 和久 レポーター:赤堀 薫里

I-OWAマンスリー・セミナー講演より   ハッピー・マネー®教室で子どもたちに伝えたいこと

こども向けのマネー教育を始めてちょうど15年目です。起業をしてから、はじめは大人向けの投資教育をしていましたが、経済同友会の出張授業に参加することで、中学、高校で話をすることが増えました。気がついたことは、大人もお金や投資のことを知らないけれど、子どもはもっと何も知らないということ。それは、日本が抱える非常に大きな問題でしょう。

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知って得する、ちょっと差がつく トリビア・コーナー

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トリビア研究家 末崎 孝幸

知って得する、ちょっと差がつく トリビア・コーナー

★王の846号ホームランバットのエピソード ★遺憾 ★旧乃木邸のマッカーサーが植樹したハナミズキ ★割愛(かつあい) ★幻のノーベル賞(山際勝三郎) ★指切りげんまん

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資産運用こぼれ話 絶対にやめてはいけない

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寄稿:岡本 和久

資産運用こぼれ話  絶対にやめてはいけない

年末にかけ世界的に株式市場が下落をしました。多くの方が恐る恐る投資を始めたところ、下落局面に遭遇して不安を感じたことだと思います。そのような方には「絶対に止めてはいけない」と言いたいのです。

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インベストライフ・アーカイブより 「歩み寄る投資運用と社会貢献活動」(2003.11)

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座談会:高橋 陽子氏、伊藤 宏一氏、澤上 篤人氏、岡本 和久

<今、読んでも新鮮な記事です> 年金は先細り、政府・地方公共団体の財政は窮乏状態。今後、社会保障や公的サービスの質は格段に低下していくことが予想される。この社会の荒廃をくい止め、生活の質を向上させるにはどうしたら良いのか? そこでは投資とフイランソロビーの歩み寄りが、大きな鍵になってくるに違いない。

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参考データ・コーナー

基本ポートフォリオのパフォーマンス

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

基本ポートフォリオのパフォーマンス 2019年1月は4資産成長型が3.25%、2資産成長型が3.82%のパフォーマンスでした。世界各地のパフォーマンスは https://www.ibbotson.co.jp/market/ でご覧いただけます

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投信データ・ウォッチ

データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび

投信データ・ウォッチ 今回は国内で購入可能な代表的ETFの2019年1月末の運用状況をリストアップしていただきました。上場インデックスファンドTOPIX (日興AM)、MAXIS トピックス上場投信 (三菱UFJ国際)、上場インデックスファンド世界株式 (MSCI ACWI)除く日本(日興AM)、Vanguard・トータル・ワールド・ストックETFなどのデータを紹介していただきました。

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 I-OWAたより

岡本和久のI-OWA日記

★「お金と心」出版記念講演会を開催 ★鉄人寄席IN大阪 ★鉄人寄席を控えてのディナー ★女税連京滋ブロックで講演 ★誕生日寄付のススメ ★練馬区の高校で出張授業 ★これ、やっぱり、UFO・・・・? ★Webinarで講演 ★第160回I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ★バンガードのボーグルさんが逝去

詳細はこちらをご覧下さい。

セミナー案内


2019年2月17日(日)12:30~16:30 東京 I-OWAマンスリー・セミナー(161回)
■会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)  http://www.i-owa.com/company/access.html
■プログラム
12:30~13:30 「長期に成長する企業の見分け方」(講師:岡本 和久)
13:40~14:40:「世界の歴史とお金の統合」(ゲスト講師:帝京大学文学部史学科教授、東京大学名誉教授、今村 啓爾氏)
14:45~15:30:フリー・ディスカッション
15:30~16:30:懇談会
■スポット受講料:教室での受講は10000円+税 予約必須、動画での受講は5000円+税 お申込み、お問合せ: info@i-owa.com

2019年3月17日(日)12:30~16:30 東京 I-OWAマンスリー・セミナー(162回)
■会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)  http://www.i-owa.com/company/access.html
■プログラム
12:30~13:30 「『遊びの時代』のお金との付き合い方(仮題)」(講師:岡本 和久)
13:40~14:40:「投資について明るく語ろう(仮題)」(ゲスト講師:さわかみ投信会長、澤上 篤人氏)
14:45~15:30:フリー・ディスカッション
15:30~16:30:懇談会
■スポット受講料:教室での受講は10000円+税 予約必須、動画での受講は5000円+税 お申込み、お問合せ: info@i-owa.com

4月21日(日)
12:30~16:30 東京 I-OWAマンスリー・セミナー(163回)
■会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)  http://www.i-owa.com/company/access.html
■プログラム
12:30~13:30 「退職後資金の引き出し方法を検証する(仮題)」(講師:岡本 和久)
13:40~14:40:「未来を明るくする技術開発(仮題)」(ゲスト講師:発明家・物理学者、斎藤 健氏)
14:45~15:30:フリー・ディスカッション
15:30~16:30:懇談会
■スポット受講料:教室での受講は10000円+税 予約必須、動画での受講は5000円+税 お申込み、お問合せ: info@i-owa.com

(公開分のみ)

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